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本日はDisc1の1曲目、丸光のミュージックサイレン「荒城の月」についてです。
丸光ミュージックサイレン
「荒城の月」
ミュージックサイレン制作年/昭和28年
丸光ミュージックサイレンは昭和28年10月21日(水)の丸光デパート増床改築完成記念として設置された。斬新なアイディアが好きだった創始者・佐々木光男社長は、当時のお金で100万円もした上に1都市1台限定とされ、全国に25台しかなかったミュージックサイレン(10音階のキーがあった)を東北地方で初めて導入したのだ。曲目*1は仙台市にふさわしいものということで、「荒城の月」が選ばれた。
吹鳴式に参席した岡崎仙台市長(当時)と佐々木社長が並んでスイッチを入れると、重厚で迫力のある音が仙台駅前に鳴り響いた。昭和28年12月11日(金)午前9時のことだった。演奏は毎日、午前9時・正午・午後5時の3回行われた。
ミュージックサイレン「荒城の月」は、過去にレコード化*2され、6ミリテープも販売されたことがあるが、今回は、東北放送のSE(効果音)テープに収録されていた音源(昭和43年録音)を使用させていただいた。
取材・文/伏谷宏二(2007年執筆)